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祝!!全国高校生食育王に輝く!!

2025年10月10日 歳時記

令和7年10月5日に福井県で行われた、「第19回全国高校生食育王選手権大会」の決勝大会に、慶誠高等学校食物科料理研究部の2年生、稲留 菜月さん、工藤 純怜さん、築山 心奏さんのチーム「赤酒シスターズ」が九州・沖縄ブロック代表として出場し、見事第1位を獲得しました!!

  

     

この大会は「食育の祖」石塚左玄の故郷福井県で2007年から毎年行われている大会で、全国から予選を勝ち抜いた8チームが決戦大会に挑むものです。 

決戦大会では食育クイズ・技能チャレンジ(大根のかつらむき・だし巻き卵)・プレゼンテーション・料理作りの4種の競技内容で、食に関する幅広い知識と技術を競い合いました。 

    

今大会のプレゼンテーションと料理作りのテーマ食材は福井県の「厚揚げ」。 

この厚揚げと、生徒たちが育った地域の食材を組み合わせた「コラボご当地グルメ」の提案で、プレゼンテーションは考案したレシピ内容や使用した地域食材の紹介を3分間で行ない、実際に60分間で調理をするという非常に難易度の高い課題でした。 

「赤酒シスターズ」は福井市と熊本市が姉妹都市であることに着目し、共通点がある食材に相性の良さを見出し、福井の名物料理「ボルガライス」を熊本風にアレンジした「肥後ボルッガ」を提案しました。 

   

審査の結果、本校チームが総合得点で第1位を獲得し「第19代高校生食育王」(農林水産省消費・安全局長賞)に選ばれました。同時に出場選手が選ぶ「選手賞」も受賞しました。 

  

  

慶誠高等学校食物科が決勝大会に出場するのは4度目で、2年前に第3位、昨年は女子栄養大学賞を受賞しています。 

「赤酒シスターズ」は先輩たちが残した伝統を引き継ぎ、熱い応援を受けて頑張り悲願の初優勝を飾ることができました! 

チーム名に冠した「赤酒」は、調味料として使うと素材を色鮮やかにし、照り、艶良く仕上げる効果があります。 

「赤酒シスターズ」の3人の明るい笑顔と真剣に頑張る姿、彼女たちが作り上げたおいしい料理が周りを色鮮やかに輝かせ、また彼女たち自身もキラキラに輝いた大会でした。 

「赤酒シスターズ」にかかわってくださったすべての皆様、当日会場まで応援に駆けつけてくださったご家族の皆様、すべてのおかげで力を発揮できたと感謝しています。本当にありがとうございました!!