先輩に学ぶ・・・その1~普通科情報ビジネスコース~
2025年1月22日 歳時記
本日(1/22)行われた令和7年度 学力奨学生、スポーツ・文化奨学生、専願生入試を前に、昨日、2・3時間目に「先輩の進路体験に学ぶ」合同授業・・・題して『合格体験発表会』が情報ビジネスコース(以下「情ビ」で表記)で開催されました。

「9名の先輩が講師!」・・・2時間目は、9名の先輩が講師となり、ぞれぞれの進路獲得へ向けた実体験を聞き、アドバイスをもらいました。講師陣は、情ビ3年8組の慶誠っ子たち、その講師陣から学ぶのは、情ビ2年7組の慶誠っ子たちです。
では、9名の講師陣の講話の概要を、ステージ向かって左から大学進学(3名)、専門学校進学(4名)、就職(2名)の順で紹介します。

「学校推薦で熊本県立大学に進学!」・・・境 晃陽くん(北部中卒)が、県立大に進学を決めたのは7月。県立大がITを活用した持続可能な農業の実現を目指した研究をしていて、自分の夢を叶えるために最適な環境だと感じたことが決め手だったようです。
頑張ったこと・・・「勉強を習慣化したこと」・・・平日3時間、休日は10時間の勉強をしたとのこと。後悔したこと・・・「受験大学についての情報収集が不十分だったこと」、「情ビで取得できる検定以外の検定~英検・漢検・数検など~を取得していなかったこと」の2つ。
受験は、自分との戦いだからぜひ頑張ってください。と、後輩へエールを送りました。

「指定校推薦で熊本学園大学社会福祉学部に進学!」・・・原口拓巳くん(日吉中卒)が、熊本学園大学への進学を意識するようになったのは、2年の3学期ごろ。家族を背景に福祉について深く学びたいと考えるようになり、学園大学への進学を決意。受験に小論文が必要だったので、3年になり小論文の課外を受講し、進路を獲得できたとのことでした。
受験を終えた今、後悔していることは「もっと勉強しておけばよかった」ということ。指定校推薦を受けるためには、成績がものを言います。だから、定期テストから、普段の授業から大事にしてください。「応援しています」と後輩にエールを送りました。

「学校推薦型選抜のスポーツ推薦で城西大学経営学部に進学!」・・・林 桐生くん(住吉中卒)が城西大学に進学を決めたのは、1年前の1月。大学のコーチの方に練習メニューやトレーニング環境を聞いた際に、目標である箱根駅伝や日本大学駅伝など大学三大駅伝出走に近づけるのではと考えたからとのことでした。
自らの経験を通して、アドバイスしたいことは、早めに自分の行きたい大学を決めて、あまり考えを変えないようにすることです。大学進学のために何が必要なのか、どうすることが必要なのかを考えて、早め早めに行動を起こし、努力することで自信をつけることが大事だと思います。第一志望に合格できるよう頑張ってください。と後輩へエールを送りました。

「総合選抜型で福岡カレッジ・オブ・ビジネス(専門学校)に進学!」・・・篠原陽詩さん(熊本西原中卒)がこの専門学校へ進学を決めたのは、この情ビでの2年間で電卓やパソコンなどの情報に関する多くの資格を取得し、それが自分の中で得意分野、自信となり、それを将来就きたい事務職、経理職に繋ぎたいと思ったからです。ときっぱり!
部活動もあり忙しいと思うけど、自分の進路は自分で動かないと何も進みません。忙しいことを言い訳にせず、オープンキャンパスに行くこと、気になっている学校についてどんどん調べることをオススメと、これもきっぱり!応援しています。頑張って下さいとエールです。

「特別推薦で大原ビジネス公務員専門学校熊本校へ進学!」・・・木下恵さん(大津北中卒)がこの専門学校に進路先を決めたのは、パソコン実習やコミュニケーション実習が長期間あってビジネススキルを伸ばすことをできると思ったことと、勉強や資格取得以外にも様々なイベントがあり、充実した学校生活を送ることができると思ったからです。
だから、特別推薦(評定4.3以上が必要)を取るために、成績を上げ、キープすることと、学校を一日も休まないことに努力したとのこと。目標を早いうちから明確にすることが大切との熱いアドバイスです。自分のペースで進んでください。応援していますとエールです。

「指定校推薦で熊本市立総合ビジネス専門学校に進学!」・・・3年生の夏まで就職希望だった大野優澄さん(清水中卒)が進学に踏み込んだ理由は、自分に合った就職先がなかったこともあるけど、勉強より部活中心の3年間だったのでもう少しいろんなことを学び、グローバル社会を生きるのに必要な力を学ぼうと思ったことが大きな理由。
私が自信をもって言えることは、部活動と勉強を両立させたこと。部活動がハードな分、授業に集中したこと、疑問点は先生をつかまえて質問して解決し次へ進んだこと。です。最終的に進路を決めるのは自分。進路の幅は評定が高いほど広がります。目標を持ち、目の前にあるハードルを乗り越えてください。応援していますとエールです。

「公募(学校)推薦で九州リハビリテーション学院看護学科に進学!」・・・やってみたいことが多く、ギリギリまで国際系の専門学校と看護で悩んでいた川野萌愛さん(清水中卒)、決め手は将来役立つのは国家資格を取得することができる看護だと考えたからです。ただ、指定校推薦を希望したが、受験者が多く指定校推薦を取ることができず公募推薦で受験。
そこで、アドバイスは、なるべく多くのオープンキャンパスに参加して、自分に合う学校探しをすることが大切。また、無遅刻・無欠席で評定が高くてもその上にいる人も多くいるので、何事も気を抜かず勉強することが大切。自分の決めた進路先をしっかり調べまとめておくことがオススメと、エールです。

「学校求人で肥後銀行に就職!」・・・進路先を決めたのは3年生の6月ごろと話す坂田未空さん(大矢野中卒)、担任の先生から勧められたのがきっかけとのこと。進路先を決めたその日から進路室へ向かい情報収集。試験内容について調べ、夏休み前から早めに取り組み、作文、面接練習(10人以上の先生と面接練習)を行い、職場見学にも行きました。
一次試験、二次試験とありましたが、合格通知をもらった瞬間の気持ちは忘れることはできません。支えてくださった先生方や家族には感謝しかありません。後輩のみなさんも感謝の気持ちを忘れず、自分の夢に向かって頑張って下さいとエールです。

「学校求人でJR九州に就職!」・・・進路を決めたのは3年の6月ごろと話す村上美優さん(桜木中卒)、担任の先生がクラスで紹介された後、進路室でさらに詳しい説明を聞き、直接「職場見学」で職場の雰囲気の良さや福利厚生面が充実していることを感じ、理解したことが決め手でした。
進路決定に大事なことは、進路学習の時に部活が忙しいからとかまだ時間があるからと他人事としてではなく、自分事として早くから真剣に考えることです。そして、早くから取りかかることが何よりです。第一志望の進路先に合格できるよう頑張って下さいとエールです。
以上、9名の合格発表会でした。この先輩方の話を真剣に聴き、自分なりにメモった2年7組です。先輩の入場シーンから学びが始まりました。ダイジェストショットで紹介します。



























「来年の3月1日まで1年と1か月!」・・・先輩の「合格発表会」が、2年7組一人一人に如何なる「火」をつけたか?・・・修学旅行明けの授業が楽しみ、楽しみ!
そして、3時間目は3年8組進路決定者全員が視聴覚に入り、興味を持っている進路先に進んだ先輩のもとへ、2年7組の慶誠っ子たちが向かい、情報収集をしていました!






















「みんないい顔!」・・・主体的になって取り組む時、表情が生きています。いい表情しています。いい目をしています。だから、慶誠っ子たちを応援したくなるんです。後輩もやって来ますっ!