今日は、「本蔵院」で修行!~普通科グローバルコース2年6組・・・校外で「日本文化」への理解を深める~
2024年12月4日 歳時記
普通科グローバルコース2年6組、5・6時間目の2コマを使って、校外で日本の文化について理解を深めました。まずは、3つのシーン(短編動画)をご覧ください!
「願い事を書いた護摩木(ごまぎ)を燃やす・・・」
「座(坐)禅を組む・・・」
「警策(きょうさく:木の棒)で肩を叩かれ、眠気を追い出し、集中力を高める・・・」
「まずは、学校で『護摩行』と『座禅』について理解し、護摩木に願い事を書く。」・・・平安時代から続く、真言宗の修業の一つである『護摩行(ごまぎょう)』と鎌倉時代に伝えられた禅宗の修業の一つである『座禅』について、各自で調べ、理解し、そして護摩木に願い事を書きました。願い事は2つです。一つは、「自分のこと」について、もう一つは、「周囲、仲間、家族のこと」についてです。
担任、そして担当でもある西村先生からは、願い事の一つ一つがそれぞれのハートを感じるあったかい願い事だったと聞きました。
「それぞれが、日本の文化に触れ、体験し、日本の文化を学びました!」・・・お寺に入った瞬間から表情が一変し、修行モードへのスイッチが入りました。護摩木を焚くのも、座禅を組むのもほとんどが初めてでした。大きな太鼓の音と共に願い事を思いながら、護摩木を焚く時、炎の熱を感じたはずです。
また、座禅を組みながら、右肩を警策(木の棒)で叩かれたあと、肩に熱(痛さ)を感じたと思います。
今日、「見たこと」「感じたこと」「やったこと」・・・すべてが「日本の文化」です。
「本蔵院のご住職からの学び」・・・「平安時代から続く、空海の教えを大切にしています。願い事は声に出したり、思ったりして、心の貯金箱を大きくしていってください。必ず現実化します。」
「本蔵院ご住職のご友人・・・禅宗寺院ご住職からの学び」・・・「『今』に集中することが大切です。だから、心を落ち着かせて何もない時間、シーンとした時間を持つこと、感じることはとても大切です。」
「2枚の今日の学びショット!」・・・上・下2枚のショット、手の合わせ方の違いに気づきましたか?これも今日の学び!そして、この慶誠っ子たちの一人一人の表情が今日の学びです。
このショットに修学旅行先でのとあるご住職の話を思い出しました。合掌(がっしょう)=手を合わせる=右手の「しわ」と左手の「しわ」を合わせる=「しわ」合わせ=幸せ
・・・清らかな気持ちで帰ってきた慶誠っ子たちです。「素敵なお寺だった!」「清められた気がする!」「和尚さんの話が面白かった~っ!」「もう少し座禅したかった~っ!」など、名残惜しい感想も聞こえてきて、いい経験、幸せな時間となったようです。
『修行』とは、・・・「悟りを求めて仏の教えを実践すること」とAIは答えてくれますが、転じて「学問や技術などを磨くために努力して自らを鍛えること」と捉え直し、明日からの学校生活に挑む2年6組グローバルコースの慶誠っ子たちの躍動へ期待が膨らみます!
『慶誠力』発信!です!!